高温下での圧縮復元性についてのデータがあるか?
合成樹脂製可とう電線管
ご質問の特性に関する試験の一例を以下に示します。
結果は、周囲温度が高くなるほど偏平は増すものの、荷重を取り除いた後は、いずれの温度中においても90%以上に復元しました。
(1)試験方法
①長さ200㎜の呼び16のCD管を、試験温度に1時間保った後、下図のようにセットし、55㎏の荷重を加えダイヤルゲージにより偏平率を次の式で算出しました。
②荷重および圧縮盤を取り除き、15分間試験温度に保ち復元させ、復元後の外径減少率を測定しました。
試料外径の減少量(mm)
外径減少率(%)= ——————- X100
試料外径(㎜)