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薬品に対する影響はどのくらいあるか?

合成樹脂製可とう電線管

合成樹脂製可とう電線管に用いられているポリエチレンおよび塩化ビニルは、下表のとおり各種薬品に対して影響の少ない材料です。
 
          

合成樹脂製可とう電線管は、コンクリート埋設されるものが多いので、耐コンクリート性(耐アルカリ性)を重視しなければならないのですが、強アルカリである10%苛性ソーダ水溶液(PH14.4)に対して安定しており、長年月コンクリートに埋設されても実用的に問題がないと判断されます。
上表は150日にわたる試験の結果ですが、この条件はセメント粉に同量の水を加えた場合の溶液(PH13.0)では10年、一度固まったセメントを砕いて同量の水を加えた場合の溶液(PH12.1)では80年に相当します。