キャビネットの中にゴキブリが入ったりするのはなぜですか。
標準ユニット
ゴキブリは、自分の体を扁平にしてわずかな隙間からでも侵入できる特徴があります。
特に生後間もないゴキブリの幼虫は、体長が米粒以下の大きさから活動し、0.5㎜程度の
ごく僅かな隙間や直径1.0㎜程度の小さな穴からでも侵入することが報告されています。
そのため、一般に収納キャビネットは開口周りにパッキンなどを設け、できるだけ隙間を
空けないよう配慮してありますが、ゴキブリの侵入を完全に防ぐのは困難です。
また、仮にキャビネットに全く隙間がない場合でも、扉や引き出しを開閉する際、
小さな幼虫が知らないうちに庫内に入ってしまい、庫内で成長するケースなどもあります。
予防としてはできるだけキッチン回りを清潔にし、ゴキブリがより集まりにくい環境を
維持することと、外部からの侵入経路を少なくすることがポイントです。
食べ残しや生ごみなどを長く放置しておくと、その臭気にゴキブリが誘引されやすくなります。
また、キッチンの床や壁に設けた排水パイプ引き込み穴などの周囲のシールなどが不完全で
隙間があると、台所にゴキブリが侵入しやすくなるので、注意してください。
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