点滅形誘導灯?誘導音付点滅形誘導灯が、停電後に、(キセノン点滅点滅機能)や誘導音(音声誘導機能)が動作し始めました。故障ですか?
誘導灯
キセノン点滅や誘導音は、誘導灯信号装置から信号線に電圧を印加することで動作停止しています。
通常は、自動火災報知設備からの火災信号を受け、
誘導灯信号装置からの信号電圧印加を停止することで動作が開始します。
誘導灯信号装置には、蓄電池を内蔵しており、
停電時はこの蓄電池からの信号電圧印加に切替わることで、一旦動作停止していますが、
蓄電池の容量(注)がなくなると同時に、信号電圧の印加がなくなるため、
キセノン点滅や誘導音が動作開始します。
尚、上記の停電補償機能がない誘導灯信号装置の場合は、停電と同時に動作が開始します。
注) 停電補償時間は規格で20分間以上となっていますが、
誘導灯の接続台数、蓄電池の劣化程度、充電時間などにより変化します。