ステンレスは、錆びないと思っていたのに錆びるのはなぜですか。(ステンレスカウンター、ステンレスシンクに関して)
ステンレスタイプ
ステンレスは、表面に酸化皮膜(保護膜)をまとった錆びにくい金属です。
普通はキズがついてもすぐにその表面に保護膜が形成されるためいつまでも錆びにくいのですが、表面に酸性や
アルカリ性の強いものが長時間接触していると、その部分だけ保護膜が形成されにくくなり錆びることがあります。
ヘアーピンや包丁など、ステンレス以外の異種金属と長時間接触していると、もらい錆が発生することがあります。
錆に関するお手入れには次の方法があります。
■ステンレス製品をいつまでも美しく保つには
1. しょう油などの塩分があるものが付着したら、放置せずにきれいに拭き取る。
2. シンクに直接水を張って塩素系漂白剤を使用しない。万が一、漂白剤を使用したらすぐに洗い流す。
3. 塩素系ヌメリ取り剤は使用しない。
4. 金属タワシや缶詰などの金属類を長時間放置しない。
■もらい錆などが発生してしまった場合
軽度の場合は市販のステンレスクリーナーやクリームクレンザーで除去できます。
重度の場合は耐水ペーパー(#1000~1200)を水に濡らしてお使いください。
なお、表面をコーティングしているステンレスには、研磨はしないでください。
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